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「日本清涼飲料史」によると、わが国に初めて炭酸飲料(ラムネの元祖)がやって来たのは、あのペリーが浦賀に来航したとき(1853年・嘉永6年)に、艦上で交渉に当たった幕府の役人にラムネが振る舞われた時といわれています。このペリー来航の際には、ラムネの栓を開けたときのポン!という音を銃声と勘違いした江戸幕府の役人たちが、いっせいに刀の柄に手を掛けたという、いかにも開国を象徴するようなエピソードも伝えられています。
ちなみに日本では、1865年(慶応元年)長崎の藤瀬半兵衛という人物が「レモン水」の名で売り出したと伝えられています。しかし「レモン水」という名は広まらず、その後に“レモネード”がなまった『ラムネ』の呼び名が一般化しました。
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